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弊社の7つ道具

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弊社の7つ道具

弊社の工事管理部では主にメンテナンスとリフォームを担当しております。

新築の住宅と、すでに建てられている住宅とでは、施工までの段取りが少し異なります。

例えばリフォームの場合、お客様からご連絡をいただいたら、まずお住まいに伺って現状を細かく確認し図面に起こします。

それから、施工後の図面をつくり、必要なコストや工期とともに、お客様にご確認いただいて施工に移るという流れになります。

そこで重要なのがスピード感と正確さです。

 

リフォームを望まれるお客様は、現在のお住まいにお困りだったり、ご不満を抱かれていたりするケースが多いので、いかに早く進めるかが大事になります。

 

これ以上、放置すると状況が悪化するといったケースもたくさんあります。
そこで、的確な状況判断をする為に必要な点検道具をいくつかご紹介いたします。

ドローンを屋根点検に利用することで効率よく作業を進めることができます。

①ドローン

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ドローンの空撮を利用することで、得られるメリットは以下の通りです。

  • 業者を屋根に登らせないので屋根を破られたりといった細工をされずに済む

  • 細かな部分も点検できる

  • 屋根が傷むリスクが無い

  • 安全に屋根の点検ができる

  • 屋根の高さや形状に制限がない

  • 業者と共に屋根の状態を確認できる

一方で、ドローンによる屋根点検のデメリットは以下の通りです。

  • ドローンの騒音が聞こえる

  • 触診による点検ができない

  • ドローンで応急処置はできない

  • ドローンの飛行は天候に左右される

弊社のドローン点検では、リスクヘッジの為ドローンで調査した後、お客様に実際の屋根の状態を映像と写真をしっかりと確認していただいてから触診による点検や応急処置を行なっております。

②含水率計

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外壁や室内の壁など人の目で見てもわからない部分の測定を行ってくれる優れ物。
含水率により塗膜の防水性や壁裏の雨漏りがわかり、メンテナンス時期の検討材料とする事ができます。


調査内容はデジタル水分計で窯業サイディングやモルタル壁の水分率を数ヵ所計測し平均値を出します。含水率が多い壁面はボードの反り上がりを起こし、コケ・藻の発生や腐朽菌が発生したり、また断熱効果を妨げる事にも繋がります。

またヒビ割れ等は漏水の原因となり、含水率を高め、ボードやモルタル壁の腐食や構造体そのものを老朽化させる原因ともなるため、劣化進行を確認し、改修工法を検討する事ができます。

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③サーモカメラ

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赤外線サーモグラフィカメラとは、赤外線カメラで見ることにより物体の温度を測定するものです。
最近ですと、コロナウイルスの検疫で空港などで高熱の人がいないか見てますよね。あのカメラです。
コレがなんで建物調査に有効なのかというのをご説明をします。

まずは雨漏り調査。
雨、つまり水があるとその部分の温度は下がります。

今の時期ですと、ある程度気温は高いため、雨が伝わっている部分は周囲より低い温度で表示され、それで雨漏りがあるのかないか、その発生場所はおおよそこのあたりだというのが判断できるわけです。

次に壁の中の調査。
その壁を構成している部材によって温度の伝わり方は違いますから、そのわずかな温度差で壁の中も覗くことができます。
 

[サーモカメラまとめ]

断熱材の欠落、損傷、不備、建物の外構からの空気漏れ、湿気の侵入、低水準の施工などがあると、住人や建物の所有者にとって費用がかさむこととなります。 サーモグラフィカメラを使用すれば、問題の原因をすばやく確認できるため、十分な情報を得た上で修理を決断できるようになります。

クラックスケールとは、コンクリートのひび割れの状態や幅を計測するためのクラック幅が記された定規です。
クラックスケールはコンクリート構造物の壁や床などに発生したひび割れの幅を測る用途に用いられ、主に0.05mmきざみで0.05mmから2mmほどの太さの直線が印刷されています。

④クラックスケール

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使用する際にはひび割れの上に貼り付けて、幅や状態の変化などを計測します。

クラックにはいくつかの種類がありますが、どのようなひび割れが発生した場合にクラックスケールを使用するのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

 ここではクラックスケールが必要となる主なひび割れの原因3つをご紹介します。

A)縁切れクラック
縁切れクラックとはモルタルなどの外壁の継ぎ目で発生するクラックです。
モルタルを外壁に塗る作業は基本的に一度で1面を仕上げますが、何らかの理由で作業が途中で中断したり、やり直し部分が発生した場合には先に作業が行われた部分と後で作業が行われた境目が発生します。
その継ぎ目から発生するクラックを縁切れクラックと呼びます。また、縁切れの「縁」とはモルタルの境目のことを指します。

B)ヘアクラック
ヘアクラックとは幅が0.3mm未満、深さ4mm未満のひび割れが確認できるクラックです。
ヘアクラックはクラックの中でも比較的規模が小さいものではありますが、振動や経年によって構造に影響するクラックに変化する恐れがあります。
基礎全体にヘアクラックが発生している場合には注意が必要です。
ヘアクラックはモルタルやコンクリートの乾燥によって発生することが多く、収縮クラックとも呼ばれることがあります。

C)構造クラック
構造クラックとは規模が0.3mm以上で、深さが5mm以上、もしくは基礎部分などの構造そのものに影響を与える場所に発生するクラックです。
構造クラックは建物の安全性に影響を与えるクラックで、構造クラックが発生した場合は必ず補修を行う必要があります。
ただし、基礎部分に発生してもクラック幅が0.3mmより浅く深さがない場合はヘアクラックとなります。

⑤打診棒

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打診棒とは
棒状の先端に鉄球が付いた棒で、正式名称を打音診断棒といいます。モルタル・サイディング・コンクリート・タイルなどの内部の状態を確認するために打音を発生させて使用します。

内部で腐食・浮き・剝離といった症状が起きていても肉眼では確認できませんので、打診棒を転がしたり叩いたりして音を聞き分けます。
一般的に、浮きや剥離が起こっている箇所では音が軽くなります。

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⑥レーザー距離計

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距離を測りたい場所の 片端に置いてボタンを押すと、反対側にレーザーが当たり、瞬時にミリ単 位の数値を表示するという便利な道具です。

レーザーを当てる面がない状況もありますが、その時は記録用に使うファイルをたててレーザーを当てるなど、工夫しながら採寸していきます。

頭で工事内容をイメージしながら、細かい所や材料の厚みを測る時などに はメジャーも使います。

 

計測時の状況、時間や精度の優先 順位などに合わせて、道具を使い分けてお家の寸法をはかります。

レーザー距離計を利用すれば、すべてをメジャーで測るときと比較すると、3分の1くらい時間を短縮できるという優れたアイテムです。

⑦レーザー水平器

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この機械は建物内の床や壁・柱の傾き度合いを調べます。床の傾きについては、この機械で水平線を出し、床からの高さの差で傾きをチェックします。
床の傾斜は、建築物の劣化事象の一つです。
また、その傾きは既存住宅売買瑕疵保険に加入する際にも指標の一つとされています。

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しかし傾斜があるから建物全てがダメというわけではありません。
傾きの原因としては、仕上げの不具合による軽微なものから、構造自体(基礎から傾く不同沈下や、基礎の劣化が伴うものなど)が傾いている重大なものまであります。

その他に、窓やドアの開閉がしづらい、サッシの鍵がかからないなどの状態がおきている場合も構造(梁や柱)の歪みが原因になっている可能性もありますので要注意です。

専門家の調査

傾きがどのくらいで、何に起因しているのか・・・。こういったことはセルフチェックだけでは分からないですね。

実際に建築ではある程度の部材のたわみが許容範囲とされていたり、施工誤差を考えたうえで設計がなされています。少し転がる位はあり得る範囲ですが、著しく一方向に転がる場合には注意が必要です。

 

そういう時は専門家に調査をしてもらうと良いでしょう。

 

床の傾きに関して言えば、3メートル離れた位置において6/1000以上の傾きがあると、建物状況調査の劣化事象に該当します。住宅診断(認定インスペクション)基準で話をするならば、3/1000以上の傾きは問題がある可能性を疑う範囲となります。

 

中古住宅を購入して将来的に建替えることをお考えの方には、認定インスペクション(住宅診断)と同時に地盤調査もお勧めしています。

あると便利なアイテム

\そのほかにも/

  • ハンド鏡・点検鏡

  • 脚立

  • ライト

  • コンベックス

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